Baker Street Bakery > パン焼き日誌

ある翻訳家・翻訳研究者のサービス残業的な場末のブログ。更新放置気味。実際にパンは焼いてません、あしからず。

アニメ評論/批評を書いてみること

 「書き方なんてわからない」と言ってしまえば簡単だけど、「わからなくても書くしかない」の方がたぶん真実。どうやったらアニメのためのアニメ評論/批評なんてできるのかは皆目見当が付かないけれど、そういうものと取っ組み合いの喧嘩なら誰だってできるかもしれません(勝ち負けは別として)。

 先日ブログに書いたものは、「アニメの細かい演出を拾って語ってみる」テスト。そういえばアニメージュの3月号で、山本寛監督がそういう語りが欲しいと発言されてましたね。実はそのインタビューを読んだのは今日だったりしたんですが。

 「唯物論研究」の特集は、自分にとっては評論/批評を書くための準備に充てたつもりで、それ以後どう書こうかと考えながら習作を水面下で色々と書いていました。本当はもうちょっとちゃんとした形で世に出るはずだったのですが、色々と流れたこともあったもので、新年度を前に一度溜まっていたものを吐き出しちゃおう(?)、と考えています。

 特集直後に考えていたことは、だいたいこんな感じで。

  • どうやったら刺激的な批評が書けるか(山本監督のインタビューを受けて)
  • 「アニメ」を語るためにまず映画(批評)との比較を意識してはどうか(津堅信之さんのブログエントリを受けて)

 そこでやたらと煽り調子で書いたものが一本。時期は昨年の8月下旬、「崖の上のポニョ」の二回目を視聴した直後だったように思います。マイミクの方々は既読のものではありますが。

(しばらくこの調子で数回続きます。)