『KEY THE METAL IDOL LIMITED BOX』が届いた
ついに待望の『KEY THE METAL IDOL LIMITED BOX【初回限定生産】 [DVD]』が届きました! 嬉しすぎます。先行販売のものと内容物やパッケージが違いますが、いやもう、手元にあるだけで満足というか、上がりまくるテンションをどうしていいやら。
英語吹き替え音声つきなので、今度見るときはきっとそっちの方で視聴しようと思います。それにしてもビデオで見返していたのですが、キィかわいいよキィ。(一般的にはものすごく変な子でしかないんですけどね。こういう絵を見ると。ちなみにみっつの画像は全部違う日です。ぼーっとするというか、考え事をするときはいつもサッシのあいだにいます。)
何でしょう、キャラとしてはずっと言葉に抑揚がなくて平板なんですが、長門有希みたいに感情がないというわけではないんです。どっちかというと『ハルヒちゃん』の長門に近いかもしれませんが、本当なら感情のありそうな言葉を淡々としゃべってしまう、みたいな。
実は当時にラジオドラマも作られていて、そのCDは今でも手にはいると思うのですが、その4枚目の#4では1時間キィがしゃべりっぱなしで。内容としては、Ver.13直前までのそのたびそのたびでキィが何を考えていたかを吐露しているんですけど、それがとても人間らしくて切なくて。
と言っても(自分の熱い気持ちが)伝わらないような気がするので、あえて『KEY THE METAL IDOL』を誤読されるように説明すると、この作品というのは
- 主人公キィと親友さくらの百合アニメである
- ロボット少女萌えアニメである
- アイドルもののアニメである
- 乳首券が常時発動されているアニメである(そもそもOVAだし)
- 三木眞一郎と速水奨の演技がいい意味でキモいアニメである
- てゆうかまともな男がひとりも出てこない
- あと巫女好きの人も見るといいよ
- 主人公の胸はぺたんこで、さくらは巨乳なので安心するように
10年前のNHK BSで視聴していた人は、「ひたすら暗い」「鬱」「トラウマ」みたいな感じで覚えている人も多いみたいですね。確かに全然救われないキャラが結構いるし、子どものときに見たら怖がるかもしれません。(なのにBSの「×休みアニメ特選」でやっていただなんて、中の人の趣味としか思えません。)
ちなみにこの作品をもっと楽しみたい人は、最初の方にも書きましたが、ラジオドラマも併せて聞いた方が良いです。CDで4枚出ていて、なおかつミニドラマが「VOCAL DATA DISC」(1)に収録されています。もちろんなくても全然楽しめますが、ドラマの登場人物の人間関係をもう少し掘り下げて描かれているので、より楽しめるわけです。
今から手に入れる人/見る人のために、その題名と物語のどのあたりに入るのかを書き出しますと、こんな感じです。
- RADIO PROGRAM #1「友だち」/ Ver.2(アヴァン)/キィとさくらの関係
- RADIO PROGRAM #2「家族」/ Ver.14より後 /過去話・全体のネタバレ注意
- RADIO PROGRAM #3「憧れ」/ Ver.12の直前まで /鬱瀬美浦・吊木光・古森紅子
- RADIO PROGRAM #4「東京」/ Ver.1〜13通して /キィの心のなか
- VOCAL DATA DISC for FIRST & SECOND PROGRAM/ Ver.7.1.02「ショート・カット」/キィとさくらの関係
まだRADIO PROGRAMはAmazonでも新品で購入できるんですね(本当かな?)。一部タイトルが削れてるのでわかりやすいようにリンクを貼っておきます。