Baker Street Bakery > パン焼き日誌

ある翻訳家・翻訳研究者のサービス残業的な場末のブログ。更新放置気味。実際にパンは焼いてません、あしからず。

往年のRPGゲームをケータイで

ここ1年ほど続けている仕事のひとつに、ラヴクラフトの短編を翻訳するお仕事があるのですが(数回前の日記参照)、出てくる人がみんな変な人だったりそうじゃなくてもおかしくなったりして、ホラー好きで狂気だろうと血しぶきだろうと全然平気な私でも、翻訳しているとときどき「うわああああああ」と追いつめられることがあり、そんなときには気分転換に最近よくケータイのアプリで昔のロールプレイングゲームをやったりしています。
幼少の頃は、PCエンジンファミリーコンピュータディスクシステム含む)を中心にかなりのゲーマーだったような気がしないでもないのですが、いかんせんスーパーファミコンの一部やゲームボーイに結構やり残しているゲームがあって、そういう昔やりたかったけどできなかったなあ、というRPGをダウンロードをしてはぺけぺけとやっております。

たとえば、スクエニモバイルの『魔界塔士SaGa』。いかんせんゲームボーイを手に入れるのが遅かったのでやったことがありませんでした。でもラスボスがチェーンソー一発でやっつけられることは知ってます。当時そんな四コマとか見た記憶があります。ゲーム四コマが流行っていたそんな小学生時代。ちなみに『ポートピア連続殺人事件』はファミコンだからもちろんやったことあります。何というか犯人はすでに自明になってて色々とかわいそう。『ロマンシングサガ』もリアルタイムでプレイ。ここのSystemのページを開いた時点で、「ああレロトファン向けなんだな」とわかる仕様でちょっと笑えました。

他にも、アトラスモバイルコンテンツの『真・女神転生』とかのメガテンシリーズ。往年のゲームファンだとアトラスといえば広報の流星野郎なのですが、オカルトっぽいものに嵌ったのが中学生以降なので、妙にスルーしてしまった作品。後悔してもしきれませんね。というわけで今さらシリーズのはじめからプレイしているので、ペルソナ4にたどり着くのは相当先のことになるかと思われます。

逆に昔やったなあ、としみじみ思ってしまうのが、ハドソンの『邪聖剣ネクロマンサー』。ゲームをやりはじめた頃に触れたのですが、モンスターが動いたり倒すと血しぶきが出たりと、かなり子どもながらに怖かった思い出があります。ファミコンよりPCエンジンを先に買ったので、あとあとドラクエなんかをやったときに「えっ、ショボっ……画面真っ黒?」とか思ったなあ。男の子なら旅の連れはライムとロミナだよね! もう序盤のロミナが弱くて弱くて……という人はPCエンジンユーザに少なくないはず。今から思えばこれでクトゥルー神話にはじめて触れたのでした。おどろおどろしい音楽に残酷な戦闘シーンにきゃあきゃあ言いながらパッドを握っていた小学校低学年の私……もはやこのときに将来が決まっていたか。

ダンジョンエクスプローラー』もなつかしい。うちには五人遊べるマルチタップがあったので、姉弟従兄妹巻き込んでやりこんだ覚えが。これも敵の絵柄が超気持ち悪いゲーム(PCエンジンにはそんなのしかないのか!)。何かボスがやたらうねうねしてた。パーティプレイのときはエルフを使うことが多くて、ひとりプレイだと物語中盤から使えるようになるプリンセスをよく使ってました。裏技を使うと城の周りの植え込みからワープできるんですよね(あのシステムは謎だった)。PCエンジンは複数人プレイが充実していたので姉弟の多いうちにはぴったりでした。そういえば『天外魔境』はやったことないから今度これやろう。

バンダイナムコゲームスだと『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』と『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士』とか。どっちも難易度がおかしかった気がします。でも本当は『ウルトラマン倶楽部2』あたりをアプリ化してほしいです。バンダイならできるはず!

元メーカとは違うけれど、『ウィザードリィ』もあるんですね。音楽は羽田健太郎さんのものじゃなくなってんだろうか……。毛色の変わったレトロRPGカプコンの『天地を喰らう』。三国志RPGて。『II』もあるよ。

本命の『エストポリス伝記』はぜひ全キャリアに移植してほしいのですが。ソフトバンクだけなのはもったいなさすぎる。そして来た! 『ヘラクレスの栄光3』! アプリであったのか! もうこれはやるしかないな。他にもメタルマックスのアプリ版『メタルサーガ』や『大貝獣物語』、『がんばれゴエモン外伝〜きえた黄金キセル〜』も。

でもアプリには絶対にならないだろうなあ、と思うのは『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』とか『スクウェアのトム・ソーヤ』『スウィートホーム』みたいな版権ものRPG。いずれももファミコン時代の超名作RPGですが、著作権がネックになるんでしょうね。『ラグランジュポイント』『すごろクエスト』『ラプラスの魔』『ラストハルマゲドン』あたりは頑張ればできそうだけど、そもそもビジネスとしてペイできるかどうかわからないから、難しいんでしょうね。

これだけ羅列しているのは自分のメモでもあるからです。あしからず。なお、「杉田智和のアニゲラディドゥーーン」は楽しんで聴いております。同年代なもので。