Baker Street Bakery > パン焼き日誌

ある翻訳家・翻訳研究者のサービス残業的な場末のブログ。更新放置気味。実際にパンは焼いてません、あしからず。

今年の東京国際ブックフェア期間について

昨年はどういうわけか原恵一監督がトークをした同じブースで二日違いにしゃべるという不思議な出来事がありましたが(クゥちゃんのスタッフTシャツもらった!)、今年はブックフェア会場でそのようなことをする予定はございません。どうやら青空文庫に関係する講演そのものがないの……かな? たぶん。

その代わり、こちらの会場の方におります。

青空文庫定例会
テーマ:「電子翻刻における「読み」と「見たまま」」
講師:芝野耕司先生(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
日時:7月4日(土) 午後2時30分〜4時30分
会場:東京国際フォーラム 会議室 G407

そらもよう

まだ現時点では席の方に空きがある模様です。ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください。青空文庫に関係はなくとも、特に文字コードマニアの皆様にお勧めです。私も昔、若気の至りでパソコン用の点字データファイルの六点コードを解析したりなど致しました。あれですよ、BESとBSEは全然コードの割り振り方が違うんですよ!(ごくごく狭い話題) 需要があれば当時のレポートを公開してもいいような気もしますが、おそらくないでしょう。

文字符号の歴史―欧米と日本編

文字符号の歴史―欧米と日本編

文字符号の歴史 アジア編

文字符号の歴史 アジア編

こういうのを見ると鼻血が出そうです。別に文字コードにかかわらず、基本的にJIS基準とか大好きです。図書館の日本工業規格票コーナーに張り付いて読みふけるくらい好きです。AからZまでいっぱいあるから暇つぶしにはちょうどいいですよ。

また脱線を致しました。ええと最近は、久々に青空文庫の作業を集中してやっております。私の手がけたものでいくと、ホラー系ではメアリ・シェリーの『フランケンシュタイン』や小泉八雲の怪談が近日公開予定です。海外の推理小説や児童文学もぼちぼち進行中。あんまり近ごろ童話を摂取(?)できていないので、だんだんと餓えつつあります。そうだ、アリスをやろう。それだ。

あとは、夜行バスで行くので土曜の午前の予定をどうするか……ですね。考えなくては。

【追記】(よくよく考えたら4日ってブックフェアの日じゃない! 青空文庫オフ会=ブックフェアの日という頭があったんですが、うっかりしてました! いずれにせよ大学のスケジュールと折り合いがつかないので今年は行けなそう……)